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Date: Thu, 17 Feb 2011 00:45:36 +0900 (JST)
From: dichterjp@yahoo.co.jp
Subject: [members-ml:00904] 雪の山口サビエル記念聖堂
To: members-ml@sophia-glee.com
Message-Id: <20110216154537.51028.qmail@web100105.mail.kks.yahoo.co.jp>
X-Mail-Count: 00904


お久しぶりです、長友です。

まだまだ寒い日が続きますが、皆様、お元気でお過しでしょうか。

先週の金曜日頃から今週の月曜日にかけて、全国各地で雪が降りました。
私はこの一週間、仕事で山口県におりますが、こちらは土日の朝にまとまって降りました。
市街地に10センチ以上積もるのは、山口県では珍しいそうです。

日曜日は休みが取れましたので、歩きにくいのは承知の上で、今回も山口市の中原中也記念館と、サビエル記念聖堂へ行ってきました。

中原中也記念館で涙を流し心を洗い、サビエル記念聖堂ではパイプオルガンを聞き、心暖めました。

中原中也記念館では、数年前、「冬の長門峡」を、
皆様と一緒に歌わせていただいた事、懐かしく思い出しました。
この詩の最初の原稿は毛筆で書かれていたことを、ここで知りました。

サビエル記念聖堂は、「サビエル」と、濁らないのですが、これ以後は、ザビエルで話を進めます。

雪の中の聖堂では、「ザビエルと私」という恐れ多い事を考えてました。

その昔、フランシスコ・ザビエルが、
イエズス会本部に、日本人の資質は高いと報告してくれたおかげで、
ヨーロッパでの日本の評価が上がり、
100年前のソフィア(上智大学)創立の話につながり、
そののち私達がそこに学ぶ事ができたのです。

フランシスコ・ザビエルの像を見ながら、
この人がいなかったら、
私のソフィアでの青春時代はなかったのだ、
と思い、
なんとも不思議な気持ちになりました。
(この、バチアタリな発想、お許し下さい。)

私は大阪のメンバーですから、毎回皆様と一緒に板に乗る事はできませんが、
どうぞこれからも、よろしくお付き合いの程、お願い申し上げます。

長友伸吾(1974文独)