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Date: Wed, 10 Oct 2007 16:49:35 +0900
From: 荻野俶弘 <glee-ogiogi@ktb.biglobe.ne.jp>
Subject: [members-ml:00564] ご心配をかけました。荻野です
To: <members-ml@sophia-glee.com>
Message-Id: <00b601c80b12$1fccc710$0201a8c0@computername>
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みなさまへ。

団員のみなさまにはすっかりご心配をかけてしましました。練習も終盤の大事な頃、心身とも調子を崩し回復しないまま風邪をひいてしまい、ますます深みにはまってしまいました。

イグナチオ、追悼と風邪の為、声がほとんど出ない状態でオンステしてきました。
でも最後の最後までトップばかりでなく、セカンド、バリトン、バスの方々に励まされことを今、思い出しております。
そんな優しい団員のみなさまのバックコーラスでソロを何とか務めさせて頂いた光栄はお礼の申上げようがありません。
終演後、ソロも良かったといわれ、ハッ我に帰りました。

協一先生が助けてくれたのです。デュオパでも何度か苦しい場面がありましたがその度に先生に心でお願いしながら「力を下さい」と歌いきることができました。

それにしても大曲、難曲でした。
中尾さんの明快な解説、その喋りで聴衆をパートナーに引き込んで頂き、尚且つ適度な安息をさせて頂き、次の曲へ挑戦することができました。
上智でしか出来ないスタイルで企画しなさいと
協一先生がおっしゃられたことを
音楽委員会が中心になって実現し、イグナチオの浅井先生のパイプオルガンさらにピタウ大司教のお話、最終章「デュオパの荘厳ミサ全曲」
に団員一人一人の全身全霊を満員のお客様にお届けできたことたことは上智グリーの誇りとなりましょう。

でもこの曲は怪物です。それゆえにフランスでも忘れられ、世界のプロ合唱団も取り上げないのでしょうか。
できればプロ、アマの歌い手で歌い上げ、CD化して世界に喧伝したいものです。またまた、こんな夢を見てしまいました。夢です!

長い期間、共に苦しんだトップのみなさまのこえが横から後ろから耳に入ってきた練習でした。声、音程に乗ってひとりひとりのエネルギー、熱意を感じていました。
協一先生に対するその思いが小生の耳に残っています。
グリーの演奏会でも初めての経験です。
セカンド、バリトン、ベースのみなさんともほとんどの方々とお話も出来ましたし、今までの演奏会以上に声は勿論、人となりを感じることができました。

上智グリー北村協一メモリアルコンサートのオンステメンバーの一員で幸せな1年半でした。感謝、感謝、感謝致します。 トップ40年卒 荻野俶弘 

	

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