<div><FONT size=2>７０歳の男性からのメッセージ</FONT></div> <div><FONT size=2>この方はご自身で編曲したりして仲間とカルテットを組んで歌われていますが、</FONT></div> <div><FONT size=2>昔から北村先生の大ファンで関学のステージをよく聴きに行っておられた方です</FONT></div> <div> </div>
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「柳川風俗詩」が始まった途端、協一さんの演奏そのままなのに吃驚してしまい、涙<BR>
が流れて困りました。ベースのサウンドが感動的で、ソロも素晴らしく、選曲が憎い<BR>
です。<BR>
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田中さん配慮の「千の風〜」に固まってしまい、音楽する偉大さにしみじみ妙味を味<BR>
わいました。<BR>
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「東京新月会」の意欲的なステージも素晴らしく、知られた名歌を洒落た編曲で仕上<BR>
げ、大きな注目でした。<BR>
東京在住の関学グリーメンの層の厚さにも歴史の偉大さを思い知らされました。<BR>
みんな誰もが協一さんに幸せを貰って、人生の華を感じているのですね。<BR>
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アンコールに選んだ曲が初めてだったので、心に迫る美しさに打たれました。<BR>
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パイプオルガンの演奏は曲よりも音の広がりに感心して聴きました。<BR>
今日午後１時からＢＳ３の「クラシック倶楽部」で冒頭から、そのオルガンが映った<BR>
ので吃驚しました。オランダの１６名の男声アンサンブル「ザ・ジェンツ」があのス<BR>
テージで歌った１時間の再放送で、得した感じでした。<BR>
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デュオーパの「ミサ」は意外な驚きでした。<BR>
私のこれまでの、宗教合唱曲のイメージはオーケストラの伴奏で着飾ったソリストが<BR>
居て圧せられる身構えがあるのですが、それが全然違うのです。平易にいつでもどう<BR>
ぞと云いたくなる親しみを感じるのです。<BR>
少なくともナポレオン時代の古い作品とは信じられない現代感覚の作品に感じまし<BR>
た。解りやすく感動的で、ストレートに美しさが胸に迫るのです。<BR>
この親近感は何なのだろうと考えましたが、オケピットのないサロンのような部屋で<BR>
聴く身近さと、作曲技法が複雑多岐でなくハーモニーやメロディーがはっきりしてフ<BR>
ランスの子供の歌のように明快だからかなと考えました。<BR>
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こんなに良い作品が歌われずにいたのですね・・・<BR>
これまでのミサやレクイエムとかスタバトマーテルとかの重厚な厳かさと違い、誰も<BR>
が口にしたくなり、聴きたくなる曲です。<BR>
私の席近くにいらした林慶治郎さんの顔をそれとなく眺め、協一氏がこの曲に情熱を<BR>
抱いておられたロマニズムに嬉しさを感じ、その気持ちが分かるようでした。<BR>
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第１曲目の「Ｋｙｒｉｅ ｅｌｅｉｓｏｎ」の語尾のＮに<BR>
“さすが・・・・”と感銘を持ちました。<BR>
どの曲も美しさで満たされて、男声合唱曲の原点であるように思いました。<BR>
全ての男声合唱曲は、この音楽構造から分化したものだと言えるのではないかと思い<BR>
ました。<BR>
O Salutarisの最後のＡｍｅｎだったと思いますが、よくぞこんなに心憎い<BR>
旋律を書いたものだと感じました。Ｄｏｍｉｎｅの４声のからませに嬉しくなり、Ｐ<BR>
ｉｅ ＪＥＳＵの崇高さに打たれました。<BR>
曲の素晴らしさを余すことなく表出した合唱の皆さんの結集力と情熱に、涙腺が刺激<BR>
されてしまい、こんな満足を噛み締めたコンサートは未だ嘗てなかったと思いまし<BR>
た。<BR>
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太田務氏の指揮を見ていて、そこに協一氏を見たようでした。<BR>
素晴らしい心の世界です。いつも感じ合える愛情に無言で甘えていられるようで目が<BR>
輝きます。<BR>
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プログラムの考案も細かく行き届いていて、<BR>
嬉しい大切な思い出になります。<BR>
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ホントに余韻冷めやらぬ「メモリアルコンサート」でした。<BR>
この実績に大きな自信を持ってご活躍されて下さいますように。 満足しました。<BR>
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